タイトル | “逆走”のパトカーが車に衝突 母子3人が負傷 7歳児大けが |
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URL | https://www.youtube.com/watch?v=LZrWzKjcHPk |
公開日 | 2023-06-06 18:47:14 |
再生時間 | 03:43 |
軽自動車に乗っていた7歳の男の子が、内臓出血の大けが。
衝突した相手は、サイレンを鳴らさずに一方通行を逆走していた愛知県警のパトカーだった。
近所の人「(パトカーが逆走?)逆走だね」、「来たときにはもうパトカーが道の真ん中にいて、ワンボックス(軽自動車)がひっくり返っていた」
なぜパトカーは逆走し、衝突事故を起こしたのだろうか。
5日午後、愛知・名古屋市内で起きた事故。
きっかけは、警察が近くで行おうとしていた職務質問だった。
警察はコンビニの前でたばこを吸う少年を見つけ、職務質問しようと追跡を開始した。
職務質問を恐れてか、逃げ出した少年をパトカーは赤色灯をつけた状態で追跡。
やがて一方通行の道に入り逆走を始め、最初の60メートルほどはサイレンを鳴らして走行していたという。
ところが、緊急走行中のパトカーに追跡された少年は、フェンスを乗り越えて逃走したという。
必死に逃げる少年をいったん見失ったパトカーはこの段階で、サイレンを鳴らすのをやめたという。
その後も一方通行の道を逆走していたところ再び、少年を発見。
もう一度、追跡をしようと信号のない交差点に差し掛かった。
そこで、同じくこの交差点に差し掛かっていた軽自動車と出合い頭に衝突した。
軽自動車には3人が乗っていたが、7歳の男の子が内臓から出血する大けが。
運転していた35歳の母親と1歳の女の子もけがをした。
現場近くに住む人は、軽自動車側にとっては事故を防ぎようがない状況だと話す。
近所の人「普通、こっち(一方通行の反対側)から出てくるとは思わないし、(軽自動車側は)いったん停止でもなんでもないので、行っちゃうわね。怖いわね、あんなふうになれば。泣いてたよ、お兄ちゃんは」
事故を目撃した人「パトカーの警察官が、ドア越しに『すみません、すみません』と謝罪みたいに」
事故発生時、赤色灯はつけていたものの、サイレンは鳴らさず一方通行を逆走していたパトカー。
パトカーの逆走について、道路交通法に照らせば「原則、逆走であればサイレンは必須」とされる。
一方で、今回事故を起こした愛知県警は、「逆走する際にサイレンを鳴らさなくても、法令違反には当たらない」との見解を示している。
この見解に近所の住民からは疑問の声も聞かれた。
近所の人「違反じゃないといえども、何かを追っかけていたというのであれば、それ(サイレンを鳴らさないこと)は問題じゃないか」
天白署の児玉修副署長は、「原因を究明し、再発防止に努めます」とコメントしている。
FNNプライムオンライン
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