今年大注目の特殊消防車！ 名古屋市消防局 特別消防隊 第二方面隊 特別高度工作車 総務省消防庁 エアコア

名古屋市消防局 特別消防隊第二方面隊

2特消47?

特別高度工作車
モリタ艤装

総務省消防庁より貸与された車両で、今年導入されたばかりの新型車両です。今年度は名古屋市消防局のほか東京消防庁･札幌市消防局･大阪市消防局･広島市消防局･福岡市消防局の6台が配置されました。

特別高度工作車は、政令指定都市に総務省消防庁が無償貸与している車両で、前回特別高度工作車が導入されたのは2012年、仕様は変わらないですが特殊災害工作車という名称で相模原市･熊本市に導入されました。それから10年が経ち大きく仕様が変わりました。

ウォーターカッターの機能は変わらず搭載していますが積載の水の量が300Lに、そして大きく変わったのがブロアー部分今までは、後部に大型ブロアーを搭載した仕様でしたが今年度は、大型ブロアーが無人走行放水装置エアコアに変更されました。このエアコアは、現在東京に3台（独自2,貸与1）豊田市（独自）,札幌,名古屋,大阪,広島,名古屋に導入されているドイツのMAGIRUS社の消防ロボットで2024年1月2日に発生した羽田空港航空機衝突事故では、JAL機での火災で放水活動を実施しました。この総務省貸与のエアコアは、独自導入の豊田･東京と違いカメラを搭載していない為一定の距離を保ちながら見える範囲での操作が必要になっています。

今後も現在の特別高度工作車は更新を予定していますが次の落札は、横浜などの特別高度工作車を艤装した櫻護謨。また仕様が変わるのか注目です。

今回の導入により大型ブロアー車（3特消）,ウォーターカッター車（2特消）が引退となります。ほか4都市も大型ブロアー車，ウォーターカッター車（東京を除く）が広島市は特別高度工作車が引退となります。