「救急現場に向かう救急車」と乗用車が出合い頭に衝突　２０代女性軽いけが〈仙台市〉 (23/06/16 18:12)

６月１６日午後、仙台市中心部の交差点で緊急走行中の救急車と乗用車が衝突し、乗用車を運転していた２０代の女性が軽いけがをしました。救急車には患者は乗っていませんでした。

堤勇高アナウンサー
「事故があったのは国分町入り口すぐ目の前のこちらです。黒い乗用車、そして救急車の２台が車の前方が破損した状態で歩道に乗り上げています」

事故があったのは、青葉区国分町２丁目の広瀬通と国分町通が交わる交差点です。警察によりますと１６日午後１時２０分ごろ、国分町通を北に向かって直進していた救急車と、広瀬通を東に向かって直進していた乗用車が出合い頭に衝突しました。この事故で乗用車を運転していた２０代の女性が右手に軽いけがをしました。
救急車は救急要請を受けた現場にサイレンを鳴らして向かっている途中で、信号は赤でした。患者は乗せておらず、救急車に乗っていた隊員３人にけがはありませでした。救急車が元々向かっていた現場には別の救急隊が向かい対応したということです。
現場は信号機のある十字路交差点で、警察と消防が当時の詳しい状況を調べています。仙台市消防局は「原因判明後、検証を行い、より安全な活動に努めていく」とコメントしています。