タイトル | 消防車、4台売ります!赤色灯やサイレンなど外せば公道もOK “最低価格”は70万円から…売却のワケは?=静岡・伊豆市 |
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URL | https://www.youtube.com/watch?v=Qy8zNgozL6I |
公開日 | 2023-01-19 21:49:04 |
再生時間 | 02:55 |
静岡県伊豆市では、珍しい中古車が売りに出されます。普段、私たちが運転することのない火事現場で活躍する“あの車”です。
<廣田昭由記者>
「赤色灯!大きなホース!そして赤いボディー!売りに出されている車は消防車です!」
伊豆市は消防団が長年使用し、新規更新で不要となった消防車4台を入札形式で売却することを決め、伊豆市役所天城湯ヶ島支所で展示しています。
<廣田昭由記者>
「これなんか、まだピカピカしてますよね」
<伊豆市危機管理課 梅原教宏消防主任>
「地元で大事にしてきましたから。かっこいいですよね!このバンパーとかね」
こちらの消防車の最低落札価格は、70万円。使用開始から24年が経っていますが、走行距離はまだ11,200km、ほかの3台も20年以上経過していますが、まだまだ現役だといいます。
<伊豆市危機管理課 梅原教宏消防主任>
「今回、消防車の更新をしました。こちらの車両はまだまだ使えるのでぜひ、活用してほしいと考え、販売することにした。消防車を購入して個人で乗る人も増えているようですので、法を守って適正に活用してほしい」
伊豆市としては、企業の自衛消防などに使われることを想定しての売却ですが、個人で購入しても構わないということです。
<市民>
「うちはちょっと無理かな」
「(消防車に)憧れていたなら買うでしょうけど」
Q.ご自身は?
「いやいやいや、とんでもない」
<市民>
Q.何に使います?
「電車ならカラオケや店にしている人はいますよね」
そもそも、公道を走ることができるのか?答えは「緊急車両」の機能をなくせば、OKです。今回の消防車でいえば、すべて購入者が費用を負担する前提ですが、ボディに書かれた「伊豆市」の文字を消し、赤色灯やサイレンなどは撤去して、緊急車両ではないことを明確にした上で、改めてナンバーの取得をすれば公道を走れます。
<使用していた消防団OB 竹村正行さん>
「エンジンの調子はとてもよいと思うので、またどこかで頑張ってほしいと思います」
<伊豆市危機管理課 梅原教宏消防主任>
「こちらの消防車、地元の消防団で大事に大事に管理されてきた車両です。まだまだ使えますのでぜひ、購入をお願いしたいと思います」
車両は1月20日まで伊豆市役所天城湯ヶ島支所で展示されていて、入札参加の申し込みは1月23日からはじまります。
#LIVEしずおか 1月19日放送